デッサンのための鉛筆の削り方

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デッサンに使う鉛筆は、寝かして描いたりいろいろな描き方をするため、シャープな角度で、芯を長く出して使用する。そのため、鉛筆削り器よりもカッターを使う人が多い。どっちを使うべきかも含めて今回は鉛筆の削り方について解説していこう。

鉛筆削り器かカッターか

鉛筆削り器を使うとどうしても芯の部分が短く、寝かせて描く事が出来ない。
そのため鉛筆削り器よりもカッターを使って削る人が多い
また画材の鉛筆は芯が脆く柔らかいものが多いので鉛筆削り器だと折れてしまう。
さらに鉛筆削り器は意外と無駄に削るので、消耗がやたら早く、1回削っただけですぐに短くなる。
ここまで読んでいて「そんなに言うならカッター一択じゃん」と思うかもしれないが、鉛筆削り器にもメリットはあって、それは「圧倒的に楽」そして「削った形が均一できれい」ということ。
カッターは危険もあるし、そこに時間と労力を割くくらいなら鉛筆削り器でサッサと用意してすぐに描き始めた方がいいという人もいる。先端を長く削れる鉛筆削りを持っているのなら、それでもいいだろう。
特に最初のうちは、そこまで鉛筆を寝かせて描くこともないし、鉛筆を削ることに壁を感じてくじけてしまうくらいなら、鉛筆削り器でいいと思う。描くことに慣れていくうちに、もっと寝かせて描きたいとか、面で描きたいとか、線に対する欲も出てくるし、カッターの使い方も覚えていく。鉛筆の形にこだわるようになってきてから徐々にカッターを使うのもいいのではないだろうか。
部長としては最初は鉛筆削り器で削って、カッターで整える。こだわりがでてきたらカッターで削るというハイブリッドな方法がいいのではと思う。
また、精神論になるが、カッターで削る場合のメリットに「削ることで精神統一できる」という側面もある。
デッサン前に削ると準備運動変わりに、デッサン中に削るとモチベーションを変えずに気分転換ができたりする。

カッターで削る方法

一応カッターで削る場合の方法を以下にまとめておこう。

鉛筆とカッターの持ち方・削り方

鉛筆を削る時はカッターナイフに親指を添え、親指だけでカッターナイフを押す。残りの4本の指で鉛筆を後ろにスライドさせていく。この持ち方で削ると、鉛筆の軸木から先端に向かって長い距離を一気に削ることができる。右手はどちらかと言うと補助的な役割で添えるだけ。(右手は添えるだけ)

おおまかに削る

まずは鉛筆の軸木をざっくり削る。削る範囲は5〜6cmぐらいがデッサンをしやすい長さ。
この時、鉛筆の硬さが印字されていない方から削るようにしよう。そうしないと削った後に、どの硬さの鉛筆か分からなくなってしまう。

芯を出して尖らせる

軸木をざっくり削ったら、次は鉛筆の先端の方を削って芯を出していく。芯が見えてきたら、芯の先端から慎重に尖らせていく。芯の露出が多くなってから先端を削ると、芯が折れやすくなり、削るのが難しくなる。4B以上の柔らかい鉛筆は特に折れやすいので注意。

さらに芯を露出させる

芯の先端を尖らせたら、鉛筆の軸木をさらに削って芯を露出させていく。カッターの刃をなるべく寝かせて鉛筆の角度に平行になるように削る。この時の角度は鉛筆削り器で削る形よりもシャープな角度にする。

仕上げ

仕上げに、削った部分がデコボコしすぎないように形を整える。ささくれや飛び出した部分があると、デッサンの時に紙を傷つけることがある。カッターで整えるのが難しい人は、粗い紙やすりで整えてもよい。

一応ノーカット、早送りで動画にしてみた。

結論:こだわりがでてきたらカッターで削ってみよう

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